札幌市での空き家管理でネックになるのは、雪かきや雪下ろし作業だと思います。自分が住んでいる家の雪かきでも一日かかるのに、空き家の雪かきまで行っていては疲れてしまいます。そのため空き家管理代行業者を利用してみてはいかがでしょうか。費用は掛かりますが、手間は省けます。

自分で管理したときと業者を利用したときの費用と手間の違い

自分で空き家の管理をする場合にかかる費用は主に交通費です。
この交通費は、空き家まで管理しに行くため車や電車などの利用をするときにかかる費用で、空き家が遠方にあるほど高額になります。
また手間面からみると、空き家までの移動や空き家に着いてからの掃除や点検など、予想よりもたくさんの作業があります。
では空き家管理代行業者に頼んでみた場合はどうでしょうか。
費用面では、管理代行業者に対して払う費用と何か空き家に問題が起きた場合の対処費用です。
手間面では自分で空き家に行くことも、管理作業することもないので、手間はかからないといっても過言ではありません。
そのため空き家が遠方にある場合や、自分での空き家管理が難しい場合には空き家管理代行業者を利用する方がいいでしょう。

空き家管理代行業者を利用したときに掛かる費用

	1か月の空き家管理費用	1年間で必要な空き家費用
戸建て住宅	8,000円	8,000円×12か月＝96,000円
マンション	5,000円	5,000円×12か月＝60,000円

※家の修繕・伐採・剪定など追加作業がなかった場合
※点検・見回りの頻度は1回/月

空き家管理代行業者には以下のようなことを頼むことができます。

• 空き家の換気・通風によるカビ防止
• 蛇口をすべて通水して異臭防止
• 家に何か異常がないか確認
• 敷地内の簡単な掃除
• 雪かきや雪下ろし作業（別途費用がかかる可能性もあります）

札幌市では雪下ろしも必要

雪国では恒例の作業になっている雪下ろしですが、屋根の雪下ろしは高所の作業になるので危険が伴います。雪国の1年での死者は100名を超えています。そのうち3分の2が高齢者で、雪処理作業中の事故で亡くなっている方は4分の3にもなるそうです。そんな危険な作業を自分の家と空き家の2件行うのは体力的にも厳しいことでしょう。また雪下ろしをしないと雪の重みに耐えられなくなってしまい、家そのものがつぶれてしまう恐れもあります。ほかにも急な落雪で、通行者が埋もれてしまう事故も起きています。そういった場合の責任者は家の所有者になるので、知らないうちに犯罪者になってしまうこともあります。

雪かきを含む空き家管理代行業者費用と安全を比較

空き家の管理を代行業者に任せることでかかる費用は、決して安いものではありません。しかし上記でも書いた通り、雪による事故は多く発生しており、そのうち雪処理作業中での事故が大半を占めています。そのため無理に自分で行おうとして事故を起こしてしまい、何かけがをしてしまってはいけません。また家から空き家まで離れている場合、なかなかいくことができず、雪処理もできないことでしょう。そうなると家そのものにダメージが入ってしまい、せっかくの家がダメになってしまう恐れもあります。空き家管理代行業者を使うことで、費用は掛かりますが、安全な雪処理ができ、なおかつ空き家の管理もできるので、決して高すぎる費用ではないでしょう。

また空き家を放置して、さまざまな劣化がみられると「特定空き家」に認定されてしまいます。認定されてしますと、固定資産税の増加に繋がり、さらに費用がかかる事態になってしまします。