2019年07月22日

空き家放置は倒壊の恐れが!老朽化が進むと「特定空き家」の対象に

空き家放置は倒壊の恐れが!老朽化が進むと「特定空き家」の対象に

しっかりと管理されていない老朽化の激しい家屋には、倒壊などの危険性があります。そのため法律により、管理状態が不十分とみなされる空き家は「特定空家」とされ、管理費が増税の対象となったり、自治体の条例によっては解体の対象となったりもします。

面倒を引き起こさないためにも、使わなくなった家屋をどうするかは早めに決断した方がよいでしょう。

この記事では、空き家が倒壊したときの危険性や、倒壊しそうな空き家の管理の仕方を解説していきます。また、住まなくなった家屋を管理していくときの具体的な作業や、空き家管理業者の選び方まで紹介していきます。この記事を読んで空き家への不安をなくしましょう。

空き家の倒壊は社会問題になっている

管理されていない家屋は老朽化が進行します。もろくなった瓦や壁面が風雨にさらされると、空き家が倒壊したり建材が吹き飛ばされたりして、周囲の人間や建物に被害をもたらしてしまう危険性があるのです。

空き家が倒壊する危険性

家は人が住まなくなると、急激に老朽化していきます。庭の管理や室内の掃除など、基本的な維持管理がされなくなってしまうからです。このような空き家は倒壊のリスクがあります。

一般的に、空き家となる建物は築年数が古く、木造のものが多い傾向があります。そのため、地震や台風などの被害により倒壊してしまうことがあるのです。特に1981年以前の建物は「旧耐震」と呼ばれる耐震基準で建てられているため、経年劣化に加え耐震性においても不安です。

倒壊により誰かを傷つけてしまったら?

空き家の老朽化による被害は、家主だけに起こるわけではありません。破損や倒壊が発生したときに、周辺の住民や歩行者などが被害をこうむる可能性が十分に考えられます。

誰かがケガを負うなどしてしまった場合や、誰かの所有物を傷つけてしまった場合は、賠償責任が発生する可能性があるので、空き家は放ってはおけないのです。

倒壊の恐れのある空き家は「特定空家」の対象に!

倒壊の恐れのある空き家は「特定空家」の対象に!

冒頭でも紹介しましたが、管理状態が不十分とみなされる空き家は「特定空家」とみなされます。空き家の定義は、2014年に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」によって定められています。

この法律により、ただ放置されている家屋を「空家等」、さらに状態が悪い「特定空家等」の2つに分類し、対策をまとめています。倒壊などの具体的な危険が考えられる空き家に関しては「特定空家」とみなされます。

特定空家とは

草木が整備されずに敷地外にはみ出している場合や、塀が崩れかけている場合などで安全面、衛生面や景観への著しい悪影響があるとみなされる空き家は「特定空家」に分類されます。

空き家の認定の手続きや時期は自治体にもよりますが、実態調査が行われ、その調査結果によって行われます。このとき対象の家屋に具体的な危険性が見つかった場合は「特定空家」として認定されます。

特定空家の対象になるとどうなる?

特定空家の対象になると、自治体から空き家を適切に管理するように促す指導や、勧告が行われます。金銭面でも、固定資産税や都市計画税などの増税の対象になるなど、いいことがありません。

なお固定資産税等の税率は毎年1月1日に更新されるので、年内に空き家の状態を改善することができれば増税を回避できるので、早めに対処しましょう。

また、特定空家の対象となったあとも改善がなされない場合は、自治体による空き家の状態の改善を促す命令や行政代執行がおこなわれることとなります。命令は罰則付が伴い、代執行となると自治体によって直接解体作業などが行われます。

命令を違反すると最大50万円以下の罰金が課されるので、そのことを考えると空き家は早めに対処することが鉄則です。

対象になってしまう空き家の特徴

特定空家の対象となってしまう家屋は、法律に定められた基準に当てはまる状態だと認められる建物です。「空家等対策の推進に関する特別措置法」(2014)によると、特定空家には以下のような4つのタイプが考えられます。この基準に当てはまってしまう建物は特に危険であるということです。

1. 著しく保安上危険となるおそれがある状態
倒壊・破損・損壊などの外傷が特にひどい程度で見受けられる場合です。例えば屋根の瓦が剥がれ落ちていたり家全体が傾いたりしていることや、門や塀が壊れて倒れそうになるまで放置されていることが考えられます。また商店だった空き家は看板の落下などにも注意しなければなりません。

2.衛生上有害となるおそれのある状態
家の中のゴミや虫害、カビなどの汚れ、屋外の浄化槽の放置などによる場合です。ゴミを放置していると臭いが出るばかりか、ゴキブリの発生などの虫害やネズミの巣になってしまうなどの可能性が考えられます。

ゴキブリやネズミが周辺の家に侵入するようになると、それらの動物が媒介するノミやダニ・雑菌などによる衛生上の被害が及ぶ可能性があります。

3.著しく景観を損なっている状態
条例によって景観に関する決まりがある自治体での基準です。落書きや窓の破損などがそのままで治安上問題がある場合や、粗大ゴミや草木がそのまま放置され、荒れている場合はこれにあたります。

4.周辺の生活環境の保全のために措置が必要な状態
野生動物が住み着いている場合や、不審者の侵入がある場合、屋根からの落雪などが周辺住民の生活環境に悪影響を及ぼしている場合です。特定空家に指定される家屋は、放っておくと危険だとみなされるものです。危険を取り除くためにも空き家は管理する必要があります。

老朽化を防ぐために空き家の管理をしましょう!

空き家は老朽化するとはいえ、しっかり管理することで将来の資産として活用することができるものです。空き家を老朽化させないためにはどのような対策をとるべきなのでしょうか。この章でみていきましょう。

換気をする

換気が必要な理由は、湿気を逃がすことにあります。湿気は家の建材や家具を傷めたり、カビの原因になったりもします。締め切った窓は湿気をため込んでしまうので、空き家を老朽化させないためには家じゅうの空気を定期的に入れ換えましょう。

水道管の水を交換

使用されなくなった水道管は次第に劣化していきます。水道管を同じ水にさらされたままで放っておくとパイプサビたり、水が蒸発したりしてトラブルの元となります。1ヶ月に1回は水を流してください。このときに水にサビがないか、水漏れはないかなどをよく確認します。

雑草を処理

庭がある場合は雑草の処理も忘れてはいけません。夏の間、雑草は驚くほどの速さで成長します。草木には蚊やハエ、ハチなどの害虫が住み着くことがあるので、近所迷惑にならないためにも草刈りは忘れないようにしましょう。

クレーム対応

近隣から苦情が出た場合は、自分でクレーム対応をする必要があります。自分で対応できる内容ではなく、損害などをあたえてしまった場合は紛争処理などに関する法律などの知識が必要になります。

防犯対策も忘れずに!

空き家の防犯対策は忘れないようにしましょう。人が住んでいない家は侵入しやすく、犯罪者の拠点に使用されることもあります。たとえ空き家になにもおいていなくても、ドアやガラスなどを無理に破壊して侵入されると修理費がかさみます。空き家の管理には防犯対策も必要なのです。

空き家管理が自分でできない場合は?

空き家管理が自分でできない場合は?

空き家管理について前章で紹介しましたが、意外とやることが多いと思われたかもしれません。誰も住んでいない家を管理するために、防犯や雑草の処理の必要があり、定期的に換気や点検をしにわざわざ家を訪れる必要があります。一連の作業は大変だといってよいでしょう。

また、遠方に引っ越す際や遠くの実家が空き家になる際など遠隔地に空き家を持つようになると管理のために交通費もかかり、負担になります。空き家を自分で管理するのは根気のいる作業です。管理が自分でできない場合は、空き家を管理する業者に依頼することで、その面倒さを省くことができます。

空き家管理業者に依頼をする

空き家管理業者は空き家の管理をうけおう業者です。前章で紹介した空き家管理に関するさまざまな作業を引き受けます。管理会社がいることで、遠隔地の家も維持し続けることができるので、便利なサービスです。

業者の上手な選び方

業者を選ぶ際は、複数の業者を比較するようにしましょう。料金に差があったり、サービス内容に差があったりと、業者によってさまざまな業態をとっています。また、信用できる業者を選ぶときの基準として、空き家に関する有資格者がいる業者を選ぶことも大切です。

空き家の管理に関するスペシャリストの資格として、「空き家管理士」という資格があります。空き家管理士は、空き家の所有者と行政の間の仲介や、土地活動に関する相談にも対応できます。

複数の業者を比較する際はぜひ弊社のサービスをご利用ください。20万件以上の加盟業者の中からお近くの業者を選択し、管理料金を比較することができます。

まとめ

空き家を放っておくと、法律や条例によって改善を促される場合があります。特定空家の対象となってしまうと、固定資産税の増税や、自治体からの勧告が届くことがあります。そのままにしていると罰則が課されることもあるので、空き家への対応は早めにしましょう。

空き家は管理することで老朽化を遅らせ、将来的な土地活用を考えることができます。管理は個人でおこなうのには負担が大きいため、業者に依頼するとよいでしょう。業者に依頼する場合は、複数の業者の費用をまとめて比較できる「空き巣管理費用比較君」が便利です。

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