2018年12月26日

空き家が雪で壊れる前に!空き家トラブルを回避するために必要なこと

空き家が雪で壊れる前に!空き家トラブルを回避するために必要なこと

 

「親から相続した家だけど、今の職場から遠いし誰も他に住む人もいない」などといった事情で、所有している家が空き家になっていないでしょうか。しかし、誰も住んでいない家だといっても、その物件の所有者には管理義務が課されています。

 

特にこれからの季節、放置されている空き家が雪で倒壊したという報告がよくあり、空き家の所持者が責任問題で痛い目を見るケースも多いのです。そうなる前に、空き家を守るためにしなければならないことを、しっかりと覚えておきましょう!

 

 

雪の季節!空き家所持者は要注意!

相続はしたものの誰も住むわけではなく、管理の行き届かない空き家になってしまっている建物がある、という方も意外と多いかもしれませんね。人の手から離れた建物はどうしても傷みやすくなってしまうものです。

 

そうした管理の行き届いていない建物は、倒壊などの危険性が高まっています。特に寒い冬の季節に気を付けなければならないのが「雪による被害」でしょう。

 

雪による空き家の被害内容

雪がよく降る地域ではもちろん、近年ではあまり雪の降らないイメージがあった関東地方などでも、油断できない量の雪が積もることも多くあります。屋根に大量の雪が積もってしまうと、雪の重みで建物が倒壊したり、落雪で通行人にケガをさせたりしてしまう危険があります。

 

そうならないために、屋根に積もった雪をおろす必要がありますが、空き家の雪は誰にもおろされずにそのまま家ごと倒壊してしまうケースが後を絶ちません。また、空き家の庭に生えている樹木なども、雪の重みで倒れて周辺に被害が及ぶ危険があります。

 

空き家を雪の被害から守るためにできること

空き家を雪の被害から守るには、とにかく早めに雪を除去する必要があります。積もった雪は時間が経つにつれて、とけて固まることでその重みを増し、さらに危険な状態になってしまいます。

 

空き家の雪かきをするのは管理者しかいません。積雪があったときには早めに様子を見に行って、雪を除去するようにしましょう。自分で様子を見に行くのが難しい場合には、近隣住民の人に協力してもらったり、業者に依頼をしたりするのもよいかもしれません。

 

 

雪のせいで空き家が倒壊!誰の責任?

雪のせいで空き家が倒壊!誰の責任?

 

実際に空き家が雪で倒壊してしまったり、倒壊した空き家が周辺に被害を出してしまったりした場合、誰かがその責任を負わなければなりません。その責任義務を負っているのは、他の誰でもない、空き家の所有者です。

 

空き家所有者に責任義務がある

たとえ本人が住んでいない、遠方にいる状態であっても、空き家に何かが起こって周辺に被害が出てしまった場合に、その責任を負うのは空き家の所有者です。

 

空き家の所有者には建物の責任義務があり、周辺に被害が起こった際には、空き家の所有者が損害賠償を支払うことになる可能性が非常に高いです。そうならないためにも、空き家の所有者はしっかりと建物を管理しておかなければなりません。

 

相続放棄しても逃げられない?

「家族が亡くなり、建物の相続ができる状態だったが、古い家だし管理も面倒くさいので相続を放棄した」という方も多くいらっしゃるかもしれません。しかし、相続放棄したからといって、その建物の管理責任が免除されるわけではないのをご存知でしょうか。

 

民法940条によれば、「相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、自己の財産におけるのと同一の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならない。」と定められています。

 

これは簡単にいえば、「次の相続人が決定するまでは最初の相続人だった人に建物の管理・責任義務がある」ことを意味しています。相続を放棄していても、その建物によって何かしらの被害が発生し、相続人が決まっていない場合には、損害賠償を支払わなければならないのです。

 

 

雪による倒壊以外にもこんなに!空き家放置トラブル

ここまで、空き家の雪によるトラブルを中心にご紹介してきましたが、空き家を放置することによって起こるトラブルは雪によるものだけではありません。放置された空き家はさまざまなトラブルの温床になってしまいます。

 

放火の可能性が高まる

たとえば敷地内に放置されたゴミであったり、管理されずに生い茂った草木などであったり、空き家は燃えやすいものが多く揃っていることが多いです。放置されることが多い木造の古い建物も燃えやすい材料となってしまうでしょう。

 

そんな空き家の近くでタバコの不始末や故意での放火があれば、あっという間に大きく燃え広がり、周辺を巻き込む大火災になってしまうかもしれません。また、電化製品が放置されていたり、電気やガスがまだ通っていたりする状態であれば、それらも火災の原因になりえます。

 

不審者が住むことも

誰も住んでいない、まともに管理されていない建物は不審者の被害を受けやすくなってしまいます。久しぶりに様子を見に行ったら誰か知らない人が勝手に入り込んで住処にしていた……なんてケースが実際にあるようです。

 

たとえばそれはホームレスであったり、もしかすれば盗難目的の不法侵入者であったりするかもしれません。不審者に目を付けられないためにも、こまめに様子を見に行って、管理者がいることをアピールしておく必要があるのかもしれません。

 

景観が悪くなる

誰にも管理されないことで老朽化し、悪臭を放つ草木やゴミが放置され、廃墟と化した建物が近くにあるのはどうしても気分が悪いものではないでしょうか。街の景観や治安にも悪影響になり、地域のイメージすらも下げてしまう原因になりかねません。

 

虫や害獣の住処になる

空き家に住み着くのは不審者だけではありません。人間の手が行き届いていない環境では、野良犬や野良猫、ネズミやハチなどの、小動物や害獣害虫が住み着いてしまうおそれがあります。フンによる悪臭が充満したりなどして、これも周辺住民の人に迷惑をかけてしまう原因になります。

 

 

まわりに迷惑をかけないために…空き家は管理をしよう

▼まわりに迷惑をかけないために…空き家は管理をしよう

 

空き家を放置することによって起こるトラブルは、自分だけの問題に収まらないものがほとんどです。周辺住民の人に迷惑をかけないためにも、所有している空き家はしっかりと管理する必要があります。

 

空き家の管理ってたとえば何をするの?

管理すると一口にいっても、空き家を保持するために何をすればいいのかよく分からないという方も多くいらっしゃるかもしれません。まず目に付きやすいところでいえば、お庭の草むしりや落ち葉の処理をして、ゴミや雑草のないお庭にしておくべきでしょう。

 

また、玄関回りや廊下などの目に付きやすいところの掃除はもちろん、棚の中や水回りなど、害虫やカビが繁殖したりしていないかも確認しておきたいところです。空き家の雪の問題以外にも、瓦などが落下する危険がないかを確認するために屋根も見ておく必要があります。他にも、全ての窓を開けて通気をしてやるなど、たくさんの作業を定期的におこなわなければなりません。

 

空き家を管理するとどんなメリットがある?

これだけの作業をして空き家を管理するのには、多くのメリットがあります。第一は近隣住民の人とのトラブルを事前に防ぎ、損害賠償を負うのを避けることです。誰にも迷惑をかけることがなければ、周辺地域のイメージを損なうこともなく、苦情が発生することもほとんどないでしょう。

 

また、建物を健全な状態に維持しておくことで、不動産としての資産価値を維持することができます。当然といえばそうですが、廃墟のような状態よりも、住居として利用できる建物がある方が、将来的に土地の売却を考えた際にも、より高く取引をすることができます。

 

経済的な負担の話でいえば、「特定空家」に指定されるのを防ぐ、という目的もあるでしょう。近隣に何らかの被害を及ぼす可能性のある空き家は、市町村によって「特定空家」に指定されてしまいます。「特定空家」は固定資産税などの税金が、通常の何倍も多く徴収されてしまうおそれがあり、経済的に大きな負担になってしまいます。

 

自分で管理が難しいときは?

遠方の家であるなどして定期的な管理が難しく、今後誰も住む予定もないのであれば、売却や取り壊しを検討するのもよいかもしれません。しかし「建物や土地は持っておきたいが管理は難しい」という場合には、いったいどうすればよいのでしょうか。

 

どうしても自分で空き家の管理をするのが難しい場合には、業者に管理を依頼するのをおすすめします。プロの技術で確実に建物の価値を維持し、近隣住民の人とのトラブルを避けることができますし、自分の時間を節約することもできます。

 

「次の買い手や相続人が見つかるまでは管理をしなければならない」という場合にも、資産価値を下げずに手続きをスムーズに進めていくことができるでしょう。

 

 

まとめ

放置されている空き家は、雪が降って倒壊したり、火災のもとになったり、近隣に迷惑をかけてしまう危険性が高いものです。空き家の管理・責任義務は全て空き家の所有者に負わされています。たとえ相続を放棄したとしても、次の相続人が決まるまでは管理義務があるので、それまでに何か問題があれば責任を負わなければなりません。

 

空き家のトラブルを起こさないために定期的に様子を見に行かなければなりません。しかし、なかなか頻繁に見に行ける状況ではないことも多いのではないでしょうか。もし、自分で空き家の管理をするのが難しい場合には、空き家の管理業者に管理を依頼するのを検討してみてはいかがでしょうか。

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